屋根の選び方

屋根のプロが解説。
屋根の選び方完全ガイド

屋根工事の様子

住まいを守る最も重要な要素の一つである屋根。
適切な屋根選びは、家の耐久性、快適性、そして外観の美しさに直結します。
このコラムでは、さまざまな屋根材の特徴やメリット・デメリット、
屋根の形状の種類、そして屋根選びのポイントについて詳しくご紹介します。

屋根のアップ

主な屋根材の特徴とメリット・デメリット

屋根材選びは家づくりの重要なポイントです。
ここでは、日本で一般的に使用されている主要な屋根材について解説します。

  • Number01

    陶器瓦

    陶器瓦
    メリット
    • とにかく長持ち(50~100年以上)
    • 色褪せしない
    • 耐熱性が高く夏も涼しい
    • 防音・防火性能が高い
    • メンテナンスがほとんどない
    • 2022年以降の新築、増築の屋根では、ガイドライン工法が義務化され全ての瓦の(小さくカットした瓦も)釘やビスや銅線などで緊結を法律で義務化されております。
    デメリット
    • 重量がある
    • 初期費用が高い
    • 施工の手間がかかる
    • 台風時などに瓦がずれる、割れるリスク
  • Number02

    セメント瓦

    セメント瓦
    メリット
    • 価格が安い
    • 形状、デザインの自由度が高い
    デメリット
    • 色が落ちていく
    • 経年劣化で粉をふく
    • 寿命が30年~40年
    • 重量があるのに耐震メリットが少ない
    • 現在は生産が終了していて、割れたりした際に同じ瓦が手に入りにくい
    • 表面が傷みやすく、凍害のリスクもある
  • Number03

    化粧スレート

    化粧スレート
    メリット
    • 初期費用が安い
    • 軽量で建物の負担が少ない
    • デザインのバリエーションが豊富
    • 施工がしやすく工期が短い
    • 部材入手がしやすい
    デメリット
    • 寿命が短い(20~30年)
    • 色褪せが早く、10年ごとに塗装が必要
    • 割れやすい(特に経年劣化後)
    • カビ、コケ、汚れが付きやすい
    • 断熱性が低い
    • 下地(ルーフィング)が先に痛む
    • 製品によってはアスベスト問題も
  • Number04

    金属屋根

    金属屋根
    メリット
    • 軽量で建物への負担が少ない
    • 施工がしやすく、工期が短い
    • 耐久性が高い
    • 雨、雪に強い
    • デザイン、色の種類が豊富
    • 火災や台風に強い
    デメリット
    • 雨音、風音が響きやすい
    • 断熱性が低い
    • 表面の塗装劣化やサビのリスク
    • へこみや傷がつきやすい
    • 美観が変わりやすい
  • Number05

    石付きガルバリウム鋼板

    石付きガルバリウム鋼板
    メリット
    • 石粒が紫外線の影響を遮断し、金属の劣化を防ぐ(耐用年数は30~50年と言われています。)
    • 塩害や強風にも強い
    • 石粒のコーティングで再塗装が不要で、色褪せしにくく、メンテナンス費用が抑えられる
    • 石粒が雨音を吸収し雨音が室内に響きにくい
    • 屋根材の重量が軽いため、建物の耐震性が向上します
    • 既存の屋根材をはがさずに上から重ねるカバー工法に適しています
    デメリット
    • 初期費用が一般的な金属屋根やスレート屋根材より高い
    • 施工の難しさがあり、一部の屋根材がへこみやすいという弱点があり施工には専門的な知識と技術が必要です
    • 強い衝撃や施工不良などにより、石がはがれ、雨樋にたまることがある
  • Number06

    アスファルトシングル

    アスファルトシングル
    メリット
    • 軽量で耐震性が高い
    • 柔軟性があり割れにくく、錆びる心配がない
    • 防音性が高い(石粒が雨音を軽減)
    • 初期コストを抑えられる
    デメリット
    • 強風に弱い(釘と接着剤で固定しますが、めくれあがったり、剝がれたりする可能性がある。
    • 表面がザラザラしているので、カビや苔が生えやすい
    • 表面の石粒がはがれやすい
    • 寿命が短いのとメンテナンスがほとんどできない
スクロール可能

瓦屋根の施工基準について

施工について 阪神・淡路大震災や東日本大震災等での瓦の落下や建物の倒壊を経て、2001年より新築時には『ガイドライン工法』が制定されました。釘やビスによる瓦の留め付け、銅線等による緊結の基準ができ、2022年の改定からは『すべての部位の瓦の緊結』が義務付けられています。

葺き替え等をご検討の際には、ガイドライン工法での施工なのかを施工業者にお聞きすることをおすすめします。(※あくまでも新築時の法律ですが、安全性の観点から重要です)近年多く見られる訪問販売業者とのトラブルや、屋根のコーキング工事による雨漏り、施工不良などにご注意ください。

屋根の形状による特徴

一般住宅の屋根は大きく分けて切妻屋根、寄棟屋根、入母屋屋根が多く、それぞれを足した様々な形状があります。
地域の気候条件や建築様式、そして個人の好みによって最適な形状は異なります。
ここでは代表的な屋根形状とその特徴をご紹介します。

↓クリックして頂くと詳細をご覧いただけます。

屋根選びのポイント

お客様に最適な屋根を選んでいただくために、考慮すべき重要なポイントをまとめました。
これらの要素を総合的に判断することで、長期間にわたって快適な住環境を守ることができます。
新築やリフォームを検討される際は、ぜひご参考にしてください。

Number01

建物の構造
(耐震性・強度)

  • 古い家、軽量化したい → 金属屋根
  • 新築で構造計算がしっかりしている → どの屋根材でもOK
  • 長持ちする屋根 → 陶器瓦、石付きガルバリウム鋼板
Number02

予算
(初期費用vs長期コスト)

屋根材は初期費用と維持費のバランスが大事です。

  • 初期費用が安い:金属屋根、化粧スレート
  • 長期コスパ最強:陶器瓦、石付きガルバリウム鋼板(塗装不要、寿命長い)

30年トータルで見れば陶器瓦、石付きガルバリウム鋼板が一番安い場合も多いです。

Number03

メンテナンス頻度

  • メンテナンスほぼ不要 → 陶器瓦、石付きガルバリウム鋼板(コケや汚れは、壁等の塗装の際に洗浄してもらうとほぼ新品に)
  • 10~20年ごとに塗装 → 化粧スレート、金属屋根
  • 30~40年で交換が必要 → セメント瓦(製造中止)

「メンテナンスに手間をかけたくない」は大きな判断基準です。

Number04

耐久性、寿命

  • 陶器瓦:50~100年
  • 金属屋根:20~40年
  • 化粧スレート:20~30年
  • セメント瓦:30~40年
  • 石付きガルバリウム鋼板:30~50年

長く住むなら、寿命が長い屋根材が安心です。

Number05

デザイン、景観

家の見た目や地域の景観も大事です。

  • 和風なら陶器瓦(和型、平板瓦)がベスト
  • モダン住宅なら金属屋根や平板瓦(フラット瓦)
  • 洋風なら陶器瓦の洋瓦タイプや石付きガルバリウム鋼板も合う

見た目で満足できるかも大切なポイントです。

当店の屋根工事の強み

当店では長年にわたり、地域のお客様の大切な住まいの屋根工事を担当させて頂いてまいりました。
専門知識と確かな技術、そして誠実な対応で多くのお客様から信頼をいただいています。
当店が選ばれる理由をご紹介します。

豊富な施工実績と専門知識

当店では、数多くの屋根工事を手がけてきた経験豊富な職人が、お客様のニーズに合わせた最適な屋根を提案・施工いたします。

地域の気候特性を熟知しているからこそ、地元に最適な屋根選びをサポートできます。

幅広い対応力

セメント瓦・陶器瓦の修理、瓦や金属屋根等での全面葺き替え、雨樋修理・交換お客様のお悩みに迅速に対応できるお店を目指しております。

お見積り、ご相談、屋根の点検など、まずはお気軽にご連絡ください。

確かな資格と技術

当店には以下の有資格者が在籍しております。

  • かわらぶき一級技能士
  • 瓦屋根工事技師
  • 瓦屋根診断技師
  • 建築物石綿含有建材調査者

また、(一社)全日本瓦工事業連盟の加盟店として、確かな技術と信頼をお約束します。

アフターフォローの充実

施工後も定期的な点検サービスや、突発的なトラブルへの迅速な対応を行っています。

お客様の大切な住まいを長期にわたってサポートいたします。

まとめ

屋根は住まいを長期にわたって守る重要な要素です。
適切な屋根材と形状を選ぶことで、快適な住環境と美しい外観を両立させることができます。

また、定期的なメンテナンスを行うことで、屋根の寿命を延ばし、住まいの資産価値を維持することが可能です。
当店では、お客様のライフスタイルや予算、そして建物の特性に合わせた最適な屋根をご提案いたします。

新築やリフォームの際には、ぜひ一度ご相談ください。
経験豊富なスタッフが、屋根選びから施工、アフターケアまで一貫してサポートいたします。

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